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本校は、大正5年に田辺実業学校として創設され、さまざまな変遷を経ながら昭和31年には和歌山県立田辺商業高等学校、平成18年には神島高等学校となり現在に至っています。
現校名は、田辺湾を望む本校から南西約2Kmに位置する「神島」に由来します。「神島」は、島全体が照葉樹林に覆われ古くから神の島として崇められ、天然記念物に指定されています。校章も「神島」に自生する彎珠(わんじゅ:ハカマカズラ)をデザインしたもので、校歌にも「神島」への思いが歌われています。
現在は、経営科学科と普通科の2学科から成り、商業科専門教育と普通科教育をともに行う地域の伝統校として県内外で活躍する多くの卒業生を輩出しています。平成27年度の創立百周年には、校訓を「理想」「知恵」「団結」と制定し、更なる飛躍を目指しています。
本校では、「合理的な思考力と判断力の養成」「個人の尊厳を重んじる人間の育成」「協力する精神の涵養と個性の伸長」「健全な心身の陶冶」の4つの教育方針を柱に全人的な人間の育成を目指しています。
部活動も大変活発であり、全国大会で活躍する少林寺拳法・カヌー・弓道・アーチェリー・写真・美術・商業クラブ等の各部をはじめ、近畿大会に出場するクラブも多くあります。さらに、経営科学科の「課題研究」の一講座である「地域連携」から生まれる商品やビジネスプランは全国規模の各種コンテストで高評価を受けるとともに、その作品は人気商品に成長し、地域活性化の一助となっています。
また、学科を超えて取り組むことのできる地域に出向いた課外活動の「神島屋」や、地域のリアルな課題について各方面で活躍している方々とともに考える「神島塾」など、本校での学びのフィールドは広がっています。
今後もこれまでの実績と伝統に新たな価値を加え、生徒・保護者・教職員が一体となって、地域から信頼され、地域に根ざした学校を目指して取り組んでまいります。
今後とも本校へのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
和歌山県立神島高等学校
学校長 森 田 浩 二